万年筆が最も似合う人ということで伊東さんに推薦していただきまして、選んでいただいたことをとても深く受け止めています。最近メールが多くて、メールで手紙の代わりにやりとりしていますが、この頃、手紙を書くときの肉筆の柔らかさ、温かみというものがほんとは人の心を動かすのではないかなということを思い返しています。時々だからこそ届く言葉もありますし、時々届くからこそ、胸に響く感動を、自分も先輩方にいただいた想いもありますので、この頃私も手紙を書くようにしているのですが、たくさん書くのではなくて、一言感謝の気持ちと、その人を想っているという言葉があると、そこに光が見えるような、そんな、温かいものを肉筆の手紙には感じることが出来るのではないかなと思っています。ますますそんな、万年筆や手紙の似合う女性になれるように精進してまいりたいと思います。今回はこのような立派な賞をいただきまして、ありがとうございました。