万年筆を手にしてから約60年、よくお世話になったものだなあと思います。
あれは中学生の時なんですが……小学校の時には鉛筆で、中学になるとなぜか万年筆を持っている子が多かったですね。兄貴にもらったのか、親が買ってくれたのか親戚にもらったのか、その辺はもう忘却の彼方なんですけど、とにかくとても嬉しかった事をおぼえています。
それからはずっと、手紙の返事、あるいはこちらから出すもの、全て万年筆で出しているんですが、こういう賞をいただけるとはおもってもいませんでした。というのも、やはり万年筆を使っているという事の他に、書く字が、やはり流麗であって、達筆でなければいけないのかなあと思ってましたんですが、私のような悪筆でもいただけたということです。
そして一番の恩人は、やはり私の事を推薦してくれました野際さんだと思います。
本当に、こんなことでもない限りいただける賞じゃありませんので、野際さん、ありがとうございました。
いただきました!